共同開発体制

弊社では、発泡スチロールの加工技術を活かして、様々な業種の企業様と共同開発に取り組んでおり、数々の共同開発製品を生み出してきました。発泡スチロールの特性を活かして何とか出来ないか、こんな問題があるという企業様、ぜひご相談ください。

市場のニーズにお応えできる製品を開発するためには、数々の試験や検査を通して課題をクリアできるまで試作を繰り返す必要があります。

妥協を許さないものづくりのスピリットで、納得のいく製品ができるまであきらめることなくチャレンジを続けてまいります。

板バネ君 開発ストーリー

開発チーム
発案者 西日本ブロック第6営業部 部長 楠田真太郎
設計者 事業開発部 金型グループ 部長 小田 徹
開発サポート 事業開発部 営業開発グループ 部長 西山 禎一

プロジェクト スタッフ

発案者 西日本ブロック第六営業部 部長 楠田真太郎
営業担当
楠田真太郎
設計者 事業開発部 金型グループ 部長 小田 徹
設計者
小田 徹
開発サポート(品質管有) 事業開発部 営業開発グループ 部長 西山 禎一
開発サポート
西山 禎一
開発の原点
「板バネ君」の開発の原点は楠田に寄せられたお客様からの相談でした。「コストを何としても下げたい、何とかならないだろうか?」 一般的な対応としては、仕入や製造コストの見直しなどが上げられるでしょう。しかし、楠田にはずっと頭の中にある考えがありました。それは、「今ご利用いただいている容器、まだまだ改善できる余地がある、これを何とかしたい」。当時使用されていた容器は、アスパラガスの穂先をホールドするためにフタ内側に突起のカタチはありましたが、不十分な場合もあり、段ボールシートを三角柱に
折りたたんでアスパラガスの上に押さえとして置いていたのです。実はこの作業、生産業者さんの中では当たり前の作業と捉えられ、これを止めるという考えはどこにもなかったのです。しかし楠田はこの資材と作業がなくなればトータルとしてお客様が負担するコストは下げることができると踏んだのです。
開発のコンセプト
容器単体で様々なサイズのアスパラガスの穂先をホールドさせること、これが今回の狙い。だから成型後の後加工などで機能を担保するのではなく、一度の成型でその機能を出すことが必須条件でした。そこから、楠田の試行錯誤が始まりました。

プロジェクト製品

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板バネ君金型
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板バネ君
開発へのステップ
1.コンセプトの具体化
一度の成型でいろんなサイズに対応できるホールド機能を出すためにはどうしたらいいか。楠田は、試作品として手作業でいくつかのパターンを作ってみた。フタの一部が動いて、尚且つ折れなければ、動きが自在になり、色んなサイズのアスパラガスの穂先をホールドできる。それには発泡スチロールの原料が入らない部分を作る、そこにはわずかな隙間というか切れ目ができる。その切れ目を押し込めば、動く。次第にカタチが明確になり、次は金型の構造を考える段階に来た。

2.金型設計
カタチの構想は出来上がったものの、今までにない構造の金型設計です。楠田の構想をもとに金型グループは、早速仮金型を起こして、成型を行いました。すると可動部分の動きが堅く、スムーズに作業ができない。可動域が大きすぎると逆に穂先を押さえつけてしまう。抑え部分の形状が角張っているなど、様々な問題が出てきました。しかし、何回かの設計の見直しと「削り出し金型」という寸法精度の高い金型の製造方法により、約2か月後には量産向けの金型が出来上がりました。

3.品質への懸念
この容器をお客様に提案したところ、思わぬ疑問の声が上がりました。
「フタの一部に隙間が空いてたんじゃ、中の冷気が逃げていくし、湿度も上がって、アスパラガスの品質に影響があるんじゃないか?」
そこで再度金型の寸法精度を上げる見直しを行った。そして実際にアスパラガスを詰めて、輸送テストを行うことにしました。
九州各地から東京・京都・大阪の各市場向けの複数回の輸送テストが始まった。出荷場に出向き、温湿度計を設置し、トラックに積み込む。先行して、各市場で着荷を待つ。温度・湿度の記録だけではなく、アスパラガスの着荷状態も記録にとり、従来品と板バネ君の比較データを作成していった。これを何度か繰り返し、ご確認いただき、お客様に安心していただくことができた。

4.お客様の評価
可動式の板バネ構造の容器になったことで従来の資材購入費や作業も必要なくなり、品質にも全く影響がないことが実証でき、「何の問題もないね、これからはこの商品で行きますよ。」とお言葉を頂いた。

5.進化する板バネ君
まずはアスパラガスの品質。商品化した後、金型にエア逃げの設計を追加したところ、トラック内の冷気と容器の中の空気が対流することがわかってきた。その結果、湿度がよりアスパラガスの保管に適した状態になり、鮮度維持効果が高くなることが分かってきました。
また、アスパラガスには色んなサイズ・量の出荷形態があり、それらにも対応できる容器を新たに開発しています。

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